総合的な探究の時間とは?

何のためにやる?

これからの世界は・・・
グローバル化・高度情報化社会の進展
変化の激しい知識基盤社会の到来
となることが予想されます。これらに対応していくためには、
「十分な知識・技能」を使って答えのない問いに対する最適解を見出していく「思考力・判断力・表現力」
・ これらの基となる「主体的に多様な人々と協働して学ぶ態度」
が必要になります。そこで新庄北高校では、その力や態度を養っていくために、「総合的な探究の時間」が盛んに行われています。

高校3年間で何をするの?

探究スキルトレーニング(1年一般・探究コース 1学期)

3年間活用している探究スキルを、地域を題材に練習します。

探究スキルの例

  • プレゼンテーションスキル ・・・情報の送り手が受け手に対して、「情報」や「提案」を正確に効果的に伝える技術です。
  • ブレインストーミング・・・特定のテーマについて自由にアイディアを出し合い、新たなアイディアを生み出すための発想法です。
  • KJ法・・・ブレインストーミングで出されたアイディアをグルーピングやラベリングして、わかりやすくまとめる方法です。

地域理解プログラム(1年一般・探究コース 2・3学期)

地域理解プログラムでは地域にあるものを調べ、「新庄市でやってみたいこと」を考えるなかで、生まれ育った地域の課題を認識します。自分がやってみたいことを実現する方法を高校生ならではの視点でまとめ、発表します。この学習を通して、深く考える思考力やまとめる力、プレゼンテーションスキルの基礎を身につけるとともに、地域の目線から物事を考えることのできる「人財」への成長を目指します。

課題研究(2年一般・探究コース、3年探究コース)

テーマを自由に設定し、グループまたは個人で仮説立案や検証を行い、研究成果を発表します。

地域理解発展研究(2年探究コース)

地域理解発展研究は2年探究コースの生徒のみが取り組む学びです。地域理解プログラム(1年次)では新庄市で「できること」・「やってみたいこと」を考え、提案しますが、地域理解発展研究では生徒自身が地域の課題を見つけ、解決策を考え、提案し、実行します。即ち、1年次の学びの成果を研究材料として地域発展に貢献できる「人財」としての成長を目指すことがねらいです。

発表実践(3年一般・探究コース)

発表実践で扱うテーマは「自分」です。自己PR、志望理由書を「書く」ことや面接練習で「話す」ことなどを繰り返し行います。活動ごとに発表内容を深化させ、表現力を磨きあげていきます。